そもそもなぜ解散したのか?
11月21日、衆議院が解散しました。
2012年12月以来、2年ぶりとなる衆院選は12月2日公示、同14日投開票の日程で行われる。安倍晋三首相は21日夕の会見で「この解散はアベノミクス解散だ」と述べ、アベノミクスの是非を問う選挙になるとの考えをあらためて示した。
出典:ロイター通信
”アベノミクス解散”というよく分からない理由を挙げています。
さて、今回の選挙を通して一儲けを考えてる方がまず押さえるべきなのは、衆議院を解散した本当の理由です。
理由は、増税後の安定した政権運営が揺らいでいたから、でしょう。
最近の安倍政権を見ていると、側近の官僚に家宅捜索が入るなど、政権誕生時では考えられない不祥事が続いています。
これは与党内の内部紛争だと思われ、安倍政権が倒れたあとの後釜を狙う刺客が仕掛けていると思われます。
隠れ”消費税増税推進派”と闘う選挙
後釜という意味では、もし2015年からの消費増税を強行すれば、確実に不景気に陥り、安倍政権の支持率は大幅低下したでしょう。
こうした支持率低下が見込まれる現政権に代わり、ポスト首相の地位を狙う動きが活発になっていました。
彼らは表向きは消費増税延期を訴えていますが、実際には政府(=自分たち)が使える資金が増えるため、本音は増税推進派です。
しかし増税推進派として認知されると、増税後の大不況時に自身の再当選も叶わなくなってしまうため、本音を出さない隠れ”増税推進派”でした。
今回の選挙は、そうした”羊の皮を被ったオオカミ”を安倍政権から洗い出すために、首相の特権である衆議院解散というカードを切ったと考えられます。
で、何をすれば儲かるのか?
個人的には日経コール・オプション買い
一番難しいのは相場感ですが、年内は「不健全な株高」が続くと考えられるため、日経平均コール・オプションの買いがBESTだと思います。
不健全というのは、日本経済全体が低迷している中で、官制主導の株高が演出されるからです。
- 量的緩和を終了するアメリカからの要請
- 年内に消費増税させるための国内景況感下支え
- GPIFの国内債券比率引き下げに伴う国債受け入れ
などの理由から追加金融緩和が行われましたが、その弊害で急速な円安が進んでいます。
円安は日経平均の主要部を構成する巨大輸出企業の利益を押し上げますが、中小企業が99%を占める日本経済にとってはマイナス要因です。
そのため、しばらくは景気が悪いのに株価だけが上昇し続ける、”バブル経済”に入っていくと考えられます。
ただ私はバブル経済が悪いとは思っておらず、収益機会があるなら、積極的にマーケットに参加するべきと思います。
バブル崩壊には常に警戒する!
注意すべきは、2015年以降のどこかでバブルが弾け、大暴落が起きる可能性が非常に高い点です。
(それはそれで、プット・オプションでの収益機会なのですが。)
日銀発言によるのか、新興国の暴落によるのか、将又ユーロ圏で何か起こるのか・・。
何がトリガーになって大暴落となるかはまだ誰にもわかりませんが、これから大変に不安定な株高に乗っかることになる点は、意識しておくべきです。
FXで円売り・ドル買いもオススメ
ちなみに私は先物オプションで勝負しますが、為替も円安方向に向かうはずなので、FXのドル買い・円売りもいいかもしれません。
アメリカは量的緩和終了し、緩やかなドル高路線を示しているためです。
FXは投資初心者が始める入り口になってきているため、とりあえず口座開設しておくことをオススメします。
投資の幅が拡がります。
⇛為替取引を始めるなら≪DMM FX≫
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