WAVESのICOに参加

先日は、これから新規上場となるwavesという仮想通貨のICOイベントに5万円分ほど申し込みました。

https://ico.wavesplatform.com/

まだまだ詐欺まがいの仮想通貨もあり、wavesも結構あやしい点は否めません。

ただ、2015年にICOしたイーサリアムという仮想通貨は、プレセール価格から一時70倍以上をつけるなど、仮想通貨ならではの莫大な利益を出せる可能性があります。

今回はそもそもICOって何?という点も含め、その仕組みや注目している仮想通貨を紹介したいと思います。

仮想通貨は株と同じ

仮想通貨と聞くとよく分からなくなりますが、中身はほとんど株と同じです。

企業が株式を使い資金調達し、事業を行い、利益を上げることで株式価値を高めるのと同じで、

仮想通貨発行元の企業も、仮想通貨を使い資金調達を行い、事業を通し、仮想通貨の価値を高める活動を行います。

では、仮想通貨の価値を高めるには、どうしたらいいのでしょうか?

仮想通貨の普及=価値向上

仮想通貨に価値が生まれるためには、多くの人にその仮想通貨が普及し、利用される必要があります。

これは、ドルやユーロのようなFiat currency(法定通貨)が多くの人に普及し、商品と交換される形で利用されているからこそ、その通貨に価値が生まれているのと同じです。

この”仮想通貨を普及させる”プロセスとして、仮想通貨発行元の企業は自社の仮想通貨と紐付けた、様々なサービスを提供しています。

例えば、

  • ビットコイン、リップル:低コストな資金移動など
  • GEMS:LINEのようなメッセージアプリを提供し、メッセージを送ることで仮想通貨GEMSがもらえる
  • Synereo:FacebookのようなSNSサービスを提供し、SNS内で広告枠を提供したユーザーは、仮想通貨AMPがもらえる
  • GameCredits:スポーツギャンブルサービスを提供し、仮想通貨GMCを使いベットする
  • イーサリアム:土地などの所有権をブロックチェーン上に記述し、セキュアな権利保護を行うサービスを提供する

などが挙げられます。

こうしたサービスを提供するためには、広告を打ったり優秀なエンジニアを集めたりする必要があり、そのための資金調達として仮想通貨のクラウドセールやICOを行います。

クラウドセール・ICOとは?

仮想通貨の世界では、クラウドセール、ICOなど新しいワードが出てきますが、株取引では馴染み深い、

  • クラウドセール(プレセール)=ブックビルディング
  • ICO(Initial Coin Offering)=IPO(Initial Public Offering)

となります。

今回はwavesという仮想通貨で、クラウドセールがちょうど始まったため、約5万円分のビットコインを送金しました。

2016/5/31がクラウドセール締め切り日となりますが、期限がきた段階で、85,000,000 wavesを出資ビットコイン比率に応じ配分する仕組みとなります。

5/31のクラウドセール終了後、wavesを出金・売却できるようになります。

注目の仮想通貨

キャピタルゲインを得ることが主目的ですが、本日2016/4/16(土)時点で注目している仮想通貨は、下記となります。

Bitcoin(ビットコイン)

7月半ば頃に、マイニングによる獲得ビットコイン数が、現行の25ビットコイン/10分から12.5ビットコイン/10分となる半減期が訪れます。

需給関係から価格高騰する可能性があり、早ければ5月中にも先行で買いが集まると思われます。

仮想通貨業界で最も時価総額が大きく、出来高も多いため、すべての仮想通貨の入り口として使われています。

既に上場済みのため、取引所で自由に売買できます。

ETHEREUM(イーサリアム)

次期スティーブ・ジョブズとも言われる19歳の天才プログラマも参画し作られた、イーサリアム。

マイクロソフトのクラウドサービスAzureと提携し、BaaS(Blockchain as a Service)として急速に普及が進みそうな仮想通貨プラットフォームです。

こちらも上場済みのため、取引所にて自由に売買することができます。

Augur(アウグル)

イーサリアム上でサービスを提供するAugurは、証券取引所に依存しない、分散型デリバティブ取引市場を開拓しています。

  • ○月△日時点のビットコイン価格が420ドルより高いか?
  • アメリカ大統領選でトランプ氏が選ばれるか?
  • オリンピックで日本が金メダルを取れる枚数は5枚以上か?

など、多種多彩な市場予想を作り、その正否をオプションとして売買できる市場となります。

クラウドセールによる資金調達は済んでいますが、まだ上場はしていないため、購入したい方は次回のクラウドセールor上場を待ちましょう。

Slock(スロック)

Slockはブロックチェーンを使い、セキュアなIoTサービスを提供するプラットフォームです。

最近はスマホで鍵を掛けられるホームセキュリティサービスを提供している企業も増えていますが、もし提供元が破綻した場合、同等のサービスを受けられなくなる可能性があります。

Slockを使うことで、こういった中央集権的なセキュリティではなく、ブロックチェーンを使った分散型セキュリティーを導入することができます。

2016年前半にクラウドセールが行われる噂があるため、個人的には何としても買っときたい仮想通貨です。

KAZCOIN(カズコイン)

仮想通貨XCP上で取引できる、本ブログのオフィシャル仮想通貨です。

使用用途はまだ決まってません・・。笑

他ブロガーさんを見てみると、有料記事の支払いとか、オフ会参加費として使っている方はいるようです。

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クラウドセールにICO?仮想通貨初心者が知っておくべき用語と注目通貨5選

6 thoughts on “クラウドセールにICO?仮想通貨初心者が知っておくべき用語と注目通貨5選

  • 2016年5月9日 at 7:56 AM
    Permalink

    おはようございます。
    質問させて頂きたいのですが、
    NEM「XEM」に関しては、将来的に価値が上がると思いますか?
    私は、mijinに期待していて、かなり保有しています。
    ご意見頂けると幸いです。

    • 2016年5月10日 at 9:34 AM
      Permalink

      パニックゴールドさん

      初めまして!
      管理人のkazuです。

      NEMを考える場合、よく似たイーサリアムとの比較をすると、全体像が見えやすくなります。

      イーサリアムは、新しい取引システムを一から作るプロジェクトであるのに対し、
      NEMは既存の取引システムを活かしつつ、ブロックチェーンにより低コストのインフラを作ることができます。

      現状は既存取引システムをディスラプトするイーサリアムの方が、将来性を買われ時価総額ベースで大きくなっています。
      ただ開発環境を考えると、イーサリアムはブロックチェーン上に直接プログラミングを行うため開発・実装に時間がかかる上、バグ発生が多くなる傾向があり、普及の足かせとなっているようです。

      一方NEMは、開発環境を一旦プライベートブロックチェーン上に作ることで、処理速度改善やバグをなくし、開発スピードを上げることができます。
      これは既存の金融機関等にも受け入れやすく、開発後にパブリック運用することで、取引を改ざん出来なくする仕組みを低コストで作ることができます。

      直近で既に10倍に値上がりしているNEM通貨「XEM」ですが、ICO時の高値から考えればかなり下落している状況であり、資金流入さえあれば値上がりする可能性は高いと思います。
      要因とすれば、海外の銀行等がNEMを使った勘定システムを導入した、などのニュースが出るタイミングだと思います。

      NEM開発チームを引き抜き、日本企業であるテックビューロにより作られたmijinですが、将来的には99.9%互換性のあるNEMとの連携が予定されています。
      日本発のプラットフォームということもあり、個人的にも応援しています。

      キャピタルゲインという視点で見た場合、いかに国内メガバンクを巻き込めるか?にかかっていると感じています。
      テックビューロはBCCCという暗号通貨団体を組成しましたが、ここにメガバンクが加われば、将来的な値上がりが期待されると思います。

      ただmijinはNEMと99.9%互換性があるという点で、じゃあ既に普及しているNEMを使えばいいんじゃないの?と思う点もあります。
      ここは技術の内製化という意味で、政府やメガバンクが関与しなければ、普及しないと感じています。

      コメント頂き、ありがとうございました!

  • 2016年5月10日 at 1:07 PM
    Permalink

    kazuさん

    こんにちは。
    返信ありがとうございます!!

    めちゃ勉強になりました!

    NEMとイーサリアムの比較、分かりやすいですね。

    私は、最近XEMを購入したので、高値でつかんでいるかもしれませんが、今後mijinが
    世界の金融機関で導入された場合のインパクトを期待して、投資しています。

    XEMがイーサリアムと同じくらいの時価総額にならないか楽しみにしています。

    kazuさんは、今主にどのようなセクターに投資されていますか?

    私はリバタリアンで、法定通貨を信用していないので、金鉱株とか暗号通貨に投資をしています。
    比率はかなり偏っていますが笑

    日本円60%
    金銀現物 20%
    金鉱株 9%
    ビットコイン 9%
    XEM 2%

    かなりバランスは悪いですが、ビットコインが将来100倍くらい値上がりして、セミリタイヤしたい
    という夢を持っています笑

    私は福岡に住んでいるので、なかなかビットコインの情報交換会に出席できないですが、
    機会があれば、暗号通貨に詳しい方とお会いしたいと思っています。

    ありがとうございました。

    • 2016年5月11日 at 11:56 PM
      Permalink

      パニックゴールドさん

      こんばんは、kazuです。
      2016/5/11時点の暗号通貨の時価総額一覧を見ると下記のようになっており、
      イーサリアム:775,487,002ドル
      XEM:13,768,200ドル
      仮にXEMがイーサリアムと同じ時価総額になると、現行の50倍以上に価格が跳ね上がることになります。

      仮想通貨の王様であるビットコインですが、半減期が7月に迫っており、私も年内に2倍程度は上昇すると思います。
      仮想通貨全体で9000億円ほどの時価総額があり、そのうち7500億円ほどがビットコインですが、そのビットコインが上昇した際に最も恩恵を受けるのは、その他仮想通貨だと考えられます。
      1500億円程度のその他仮想通貨に、ビットコインで得た利益7500億円の4割(3000億円)が流入すれば、平均して3倍以上になる可能性があります。

      そのため、ここはその他仮想通貨に分散投資し、どの通貨が上がってもマーケット全体の上昇についていけるよう、インデックス投資を行う方針にしています。
      直近では、投機的にwavesのICOに参加したりしています。
      資金面では、友人と始めたせどり事業に資金を使っているため、金融資産に大きな資金が振れていないのが現状です・・。

      パニックゴールドさんは、なかなか個性的ですね!
      話も合いそうなので、機会があれば是非お会いしたいです。

      コメントありがとうございました!

  • 2016年5月12日 at 8:54 PM
    Permalink

    kazuさん

    こんばんは。
    お忙しい中、返信ありがとうございます!!

    >そのため、ここはその他仮想通貨に分散投資し、どの通貨が上がってもマーケット全体の上昇についていけるよう、インデックス投資を行う方針にしています。

    そうですね! インデックス投資ができると将来的に暗号通貨全体の時価総額が膨れ上がったときに
    恩恵を受けることができますよね。リスクもかなり減りますし。

    私も興味ありますが、複数の暗号通貨を所有する場合、ウォレットの管理が大変にならないでしょうか?

    POLOとか取引所に長期間保管するのはかなり危険そうですし。

    もしよい方法があったら教えてください。

    >直近では、投機的にwavesのICOに参加したりしています。

    羨ましいです! 私はXEMにお金を使ってしまったので断念です。

    >資金面では、友人と始めたせどり事業に資金を使っているため、金融資産に大きな資金が振れていないのが現状です・・。

    せどりされている方多いですよね! 私は全く詳しくないですが、多少興味はあります。
    ただ、今の部屋が狭くて在庫を保管するスペースがありません笑
    あ、今はアマゾンが預かってくれるんですかね?

    >パニックゴールドさんは、なかなか個性的ですね!
    話も合いそうなので、機会があれば是非お会いしたいです。

    ありがとうございます!!
    私は福岡に住んでいますが、機会があれば是非お会いしたいです。

    今後とも情報交換宜しくお願いします!

    • 2016年5月12日 at 10:58 PM
      Permalink

      パニックゴールドさん
      こんばんは。kazuです。

      特に今はビットコインに注目が集まっており、アルトコインを売りビットコインを買う動きが強まっているため、アルトコインインデックス投資を始めるには良いタイミングだと考えています。

      確かにPOLOで長期間保管は危ないですよね。
      複数通貨を管理する場合、coinomiというAndroidウォレットで多少集約出来そうなので、これで管理するつもりです。

      ただウォレットで注目なのはMyceliumで、現在行っているクラウドセールで集めた資金を元に大幅アップデートを行い、APIを利用したプラグイン開発を誰でもできるようにする計画です。
      これにより、開発が進まなかったアルトコインウォレットも、Myceliumウォレット内で一元管理が可能になると思われます。

      AmazonFBAを使うことで、手間なく梱包・出荷をアウトソースできるので、割安な商品を探すことに集中できます。
      ちょっと前には、香港からスマホを50万円分くらい並行輸入して、FBAに預け、販売したりしました。

      是非是非!
      ブログもたまに覗きに来てください。
      ありがとうございました。

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