使い勝手が良いみずほ銀行
先日ふと思ったのですが、ネット銀行にログインする機会がほとんど無くなっていることに気づきました。
なぜかと言うと、ネット銀行を使うメリットだと感じていたことが、メインバンクのみずほ銀行でカバー出来るようになってきたからです。
2007年〜2012年頃のネット銀行黎明期はメリットがたくさんあったのですが、メガバンクもだいぶキャッチアップしてきているようです。
後ほど説明しますが、ちょっとしたことで「みずほ銀行で他行振込手数料が月4回まで無料」に出来てからは、みずほ銀行一本でいいと感じています。
今回はネット銀行とみずほ銀行を比較した上で、どうすれば上記特典がもらえるか、紹介したいと思います。
ネット銀行v.s.みずほ銀行
まずは、私が使っている住信SBIネット銀行とみずほ銀行で、メリットの比較表を作成しました。
項目 | 住信SBIネット銀行 | みずほ銀行 |
国内店舗数 | なし | 420店舗 |
ATM手数料 | 月5回まで無料 | 月4回まで無料 |
振込手数料 | 月3回まで無料 | 月4回まで無料 |
これまではネット銀行の振込手数料が月3回まで無料というメリットを使うため、
給与口座のみずほ銀行からATM出金
↓
住信SBIネット銀行に入金
↓
住信SBIネット銀行から振り込み(無料)
という手順を取っておりましたが、結構手間に感じていました。
しかし、みずほ銀行からの振込手数料が月4回まで無料となってしまった今、すべてがみずほ銀行で、オンライン上で完結するため、よほどのことがない限り住信SBIネット銀行は使わなくなってしまいました。
もちろんネット銀行の方が金利は高いですが、金利をベーシス・ポイント表示に変えた方がいいじゃないかと思うくらい低金利の今、どちらも大差だと感じません。
むしろ震災のような非常時に、ATMしか使えないネット銀行よりも、実店舗を400店舗以上持っているみずほ銀行にお金を預けていた方が安心だと思います。
ネット銀行は給与振込先に設定出来ない場合もあり(今の勤務先はそうでした)、みずほ銀行を選んだ方が何かと便利になっています。
以下で説明するちょっとした手間を、一度だけ行う必要がありますが、それで上記特典が得られるのであればやった方が良いと思います。
振込手数料を無料にするには?
ではどうすれば、みずほ銀行で月4回の振込手数料が無料になったか?
私がやったのは、みずほ銀行でグローバル口座を作成し、たった10ドル預金しただけです。
最低取引金額が1000円または10通貨だったため、10ドルを購入し、現在は1ヶ月物のドル定期預金に入れています。
当時1,199円で取得し、現在レートでは1,053円と146円の損失ですが、たったこれだけで月4回の振込手数料が無料にすることが出来ました。
詳細はみずほ銀行のホームページで確認するのがいいですが、上記のような取引を行うことで、特典を得ることができます。
ですので外貨預金にこだわらず、投資信託や個人向け国債でもOKです。
ただインデックスファンド以外は、ネット証券会社に比べ手数料割高な商品が多いので、注意が必要です。
無難に外貨預金が一番だと思います。
SBI銀行の判定ルールと比較
一方で、ネット銀行の王者・住信SBIネット銀行の特典は、ランクによって異なります。(2018/5月現在)
項目 | ランク4 | ランク3 | ランク2 | ランク1 |
---|---|---|---|---|
引き出し手数料 | 月15回 | 月7回 | 月5回 | 月2回 |
振込手数料の無料回数 | 月15回 | 月7回 | 月3回 | 月1回 |
ランク3以上なら、みずほ銀行より使い勝手よさそうですね。
さて、ランク判定条件は、下記表となっていました。
ランク3を継続的に維持するなら、比較的簡単な下記3つを満たすことだと思います。(もちろん300万円以上預金あるなら、それが一番ラク)
- 外貨預金月末残高あり
- SBIハイブリッド預金(=SBI証券との口座連携)月末残高あり
- 給与受取
自分は既にSBI証券持っているので、あとは少額でも外貨預金を始めれば、ランク2は簡単に維持出来ますね。
ただ会社がネット銀行での給与受取に対応していないので、ランク3を継続的に維持するのは難しそうです。
みずほ銀行の場合、給与受取や預金残高に関係なく、外貨預金を10ドルするだけで、他行宛振込手数料が月4回無料になります。
これから口座作ろうと思っている方には、やはりみずほ銀行をオススメしたいと思います。
もちろんSBIもサブ銀行として超優秀なのは変わらないので、振込回数がもし足りないときのために、口座作っておいて損はないと思います!
関連記事:みずほ銀行マイレージクラブの規約変更!気になる特典への影響はどうなったか?
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私の場合、SBI銀行の無料振り込み回数は7回なので断然便利です。みずほは外貨の為替手数料が一番安いATMの場合でも40銭もとられます。UFJでの25銭ですよ。SBI銀行ならたったの4銭、みずほの10分の1です。みずほをわざわざ使うメリットはないです。しいてあげるなら、米ドル現金を入金する時の手数料が500円というくらいですかね。
みみっくさん
使い勝手の良い銀行は、人それぞれですね。
自分はみずほ銀行で10ドル以上外貨預金するつもりないので、為替手数料40銭だとしても、5円も掛かりません。(金利狙いなら米国債を直接買うか、スプレッドの小さいFXでスワップを取ります。)
平時はどちらも利便性変わりませんが、震災時などは実店舗があった方が、何かと便利だと思います。