ロボット展2015に行ってきました
会社の先輩から招待券を譲って頂いていたこともあり、12/5(土)は東京ビッグサイトで行われていたロボット展2015へ参加してきました。
産業用ロボットが多く集まるロボット展では、各社が最新技術や生産システムの紹介を行っていました。
今回の記事では、上場企業の中でも一般消費者には馴染みのないBtoB企業3社のブースを回ってきたので、紹介したいと思います。
富山に本社を置く不二越
中堅メーカーという認識はあったのですが、今回のロボット展に参加して初めて事業内容を知りました。
主に完成車メーカー向けに産業用ロボットを生産している同社ですが、プレス品の高速搬送ロボットや省スペース化した溶接アームなどを見学し、ニーズに応えた製品作りをしている印象でした。
個人的に印象的だったのは、汎用性のあるラックを使い、部品の入出庫や先入れ先出しを考慮した在庫管理を行うアームロボットです。
Amazonやヤマト運輸などの物流センターの効率化を進めるために、このようなアームロボットを使い生産性を高めているようでした。
最近では翌日お届けが一般的になってきつつありますが、その裏ではロボットを使った物流センターの効率化が、その一役を担っているようです。
福岡地盤の安川電機
どこのブースでもキーワードとなっていたのは、モノとインターネットの融合を表わすIoT(Internet of Things)です。
福岡を地盤とする安川電機もその一つで、これまで個々に管理されていた加工機やアームロボットを、IoTを使い一元管理するシステムを紹介していました。
3現主義(現場・現物・現実)に基づく生産現場中心の改善活動はもちろん大切ですが、IoTを使ったデータによる見える化・生産性向上も、今後すべてのメーカーに取って必要とされてきます。
生産状況のリアルタイム把握や予防保全など、今後伸びしろがある分野で日本企業が勝ち残っていってもらいたいと思いました。
加工一個流し アマダ
金属加工機械で国内トップシェアのアマダのブースでは、製造業悲願の”一個流し”を実現するシステムを紹介していました。
複数工程を経る製品を作っていくとどうしても出来てしまう中間仕掛り在庫ですが、これは生産リードタイム延長に繋がり、市況の変化に応じるためには極力中間仕掛りを減らす必要があります。
その究極が製品の一個流しであり、アマダでは素材積載パレットを指定の位置に置くところから、画像認識センサやアームロボットを使うことで一個流しを実現したシステムを見学しました。
特に生産する製品に応じ、複数の加工治具を一度でセットすることで、段取り時間の短縮ができる装置が面白いと感じました。
ロボット分野のスタートアップの出店
今回のロボット展では、大手産業用ロボット企業だけでなく、ベンチャー・スタートアップ企業も多く見られました。
CYBERDYNEのロボット展示やソフトバンクのPepper、モノづくり分野で面白い製品開発が進むDMM.make出身のスタートアップもブースを構えており、今後のロボット分野の発展が期待出来そうだなと感じる事ができるイベントでした。
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