仮想通貨で資産を築きたい!
2016年1月に初めてビットコイン投資を始めて、そろそろ4ヶ月が経ちます。
ビットコインパーティーへの参加や、アルトコインICOへの参加などやってきたため、この期間は驚異的なスピードで知識をつけてきたと思います。
特にICOなどは、MyceliumのSAR(Stock Aprication Rights)に代表されるように証券投資要素が強くなってきており、技術的な目線だけでなく、証券アナリスト目線で評価すべきものへ変わってきていると思います。
私も新規性の高い仮想通貨分野にワクワクしており、同時にどうすればリスクを抑えつつ、まとまった資産を作れるか?を考えています。
ビットコインが上場時から1万倍以上になったこと、イーサリアムも既に60倍になっていることを知り、次のビットコイン・イーサリアム探しに躍起になっている方も多いです。
特に7月中旬に起こるビットコイン半減期で供給量が絞られ、需給関係から価格高騰する予想を立てている方も多く、ビットコインの”買いが買いを呼ぶ展開”が始まりそうです。
仮想通貨全体の時価総額で8割を占めるビットコインが高騰すれば、その他仮想通貨(アルトコイン)にも巨額の資金流入が考えられ、2016年はアルトコインを買うべき絶好のタイミングになると考えています。
仮想通貨投資のネックは情報量
ただ投資を行ってきて感じたことは、知識面でキャッチアップする難しさだけでなく、発行元との情報の非対称性が高く、インサイダー取引規制もないため、マーケットがIRに対して先行して上昇・下落しているように思います。
こうした環境下で、将来100倍になりそうな1銘柄に集中投資するのは、かなりリスクが高くなってしまいます。
しかし、もしビットコインが高騰すれば、その利益がアルトコインにも資金流入する可能性は高く、この儲けチャンスを逃すのは勿体無いです。
そこで、私は次の投資手法を取り入れることにしました。
インデックス投資の魅力
それは、仮想通貨マーケット全体に投資する、インデックス投資です。
リスク(トータルリスク)は一般に、
トータルリスク=個別銘柄リスク+市場リスク
の2つに分類されます。
仮想通貨の場合、個別銘柄リスクが非常に高く、情報の非対称性の中でリターンを上げるのは難しいと感じます。
そこで多銘柄へ分散投資することで、個別銘柄リスクを極力減らし、すべての人が取らなくてはいけない市場リスクのみを受け入れる投資を行うべきだと考えます。
その究極がインデックス投資であり、株式や債券分野においても、投資の王道として知られています。
私の場合、これを毎月一定額を積み立てることで、投資タイミングという時間的リスクも分散することにしました。
仮想通貨インデックスを生成する
さて、投資方針は決まりましたが、そもそも仮想通貨にインデックス投資するための代表的指数は存在しません。
つまり、インデックス指数自体から、自分で考える必要があります。
例えばcoinmarketcap.comなどで全仮想通貨の時価総額が調べられるので、時価総額に応じ全銘柄に投資するのもOKです。
ただ中にはめちゃくちゃ怪しい仮想通貨もあり、言わば株式市場におけるグリーンシート銘柄まで手を出すことになってしまいます。
そのため、TOPIX(厳しい上場基準を満たした企業の株価指数)だったり日経平均株価(上場企業の中からさらに選別された225社の平均株価)のように、一定の基準で銘柄選別し、インデックス形成をしたいと思います。
今回の積立投資にあたっては、
- 時価総額上位10位以内(市場評価によるスクリーニング)
- Microsoft Azure銘柄(マイクロソフト社によるスクリーニングへの相乗り)
- その他注目銘柄1,2銘柄(Azure組入れ期待銘柄など)
を基準にポートフォリオを作りたいと思います。
ちょうどMicrosoft Azureに加わっている仮想通貨26銘柄が、スライドシェア89ページ目に記載ありましたので、見てみてください。
- Ripple(3位)
- ConsenSys
- Eris
- CoinPrism
- Factom(13位)
- BitPay
- Manifold Technology
- LibraTax
- Emercoin(22位)
- MultiChain
- Netki
- STRATO
- AlphaPoint
- IOTA
- Augur(ICO間近?)
- Lisk(ICO間近)
- BitShares(16位)
- Syscoin(28位)
- Slock.it(ICO間近?)
- Algorythmix
- Expanse(77位)
- Influx(248位)
- Monero(11位)
- Radium(64位)
- Tendermint
- Ethereum(2位)
上記以外で、時価総額上位10銘柄以内にいる仮想通貨を、投資対象に加えます。
- Bitcoin(1位)
- Litecoin(4位)
- Dash(5位)
- DigixDAO(6位)
- Dogecoin(7位)
- MaidSafeCoin(8位)
- NEM(9位)
- FudoraCoin(10位)
さらに、個人的に注目している銘柄を入れ、kazuインデックスの対象としたいと思います。
- Bitshares(16位)
- Synereo(17位)
- CounterParty(26位)
- Monacoin(45位)
以上38銘柄のうち、投資可能対象である22銘柄を、時価総額に応じ分散・積立投資していきたいと思います。
ただ、最後に紹介する新たな問題が発生したため、初回は3銘柄に4.4万円分だけ投資しました。
現時点のポートフォリオはこちらです。
参考記事:仮想通貨ポートフォリオをgoogleスプレッドシートでリアルタイム管理する方法
インデックス投資までの手順
目指すポートフォリオが決まったら、次は購入までのステップです。
日本円をビットコインに変える
まずはじめに、日本円とビットコインを交換し、ビットコインを得る必要があります。
アルトコインは流動性が低いため、日本円ではほとんど買えないか、レートがとても悪くなってしまいます。
ただほぼ全ての仮想通貨が、ビットコインと交換可能かつレートが最も良いので、まずはビットコインを得ることから始まります。
取引所を比較してみたところ、下記表のようになっていました。
ビットコイン取引所 | 信頼性 | 手数料 | 通貨ペア数 | レバレッジ | 口座開設 | 入金方法 | 入金/出金手数料 | ポイント | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビットフライヤー | 有名VC出資 | 0.01~0.15% | 6ペア | 15倍 | Facebook連携で即刻登録 | 振/コンビニ/ペイジー/クレカ | 0円/216〜756円 | BTCスプレッドが小さい | |
Zaif | 上場ベンチャー出資 | -0.01% | 5ペア | 7.77倍 | 最短10分 | 振/コンビニ/クレカ | 0円/350〜756円 | マイナス手数料、積み立て投資 | |
Coincheck | 有名VC出資 | 0% | 12ペア | 3倍 | 最短10秒 | 振/コンビニ/ペイジー/クレカ | 0円/400〜756円 | 寄付、クラファン、電気代支払い、決済 | |
私の場合、ビットフライヤーという日本の取引所を使い、ビットコインを買っています。
過去記事:ビットコイン取引所の最大手ビットフライヤー・口座開設手順(ビジネスクラス)
ビットコインを主要取引所へ送金する
ビットコインを購入したら、今度はアルトコインを活発に取引している市場をcoinmarketcap.comで調べ、口座開設・売買を行います。
大体はPoloniexという取引所がトップにくるので、自分もそこで売買しています。
ウォレットをどうするか?
さて仮想通貨投資を行う上で気を付けなければいけないのはセキュリティ・資産保全です。
発生した問題とはまさに、安全性を確保するためにアルトコイン毎にウォレットを設定しなければならない点でした。
取引所自体のミスで顧客の資産が流出する(Goxする)という自体も、最近でも数件発生しています。
2段階認証を設定しないというのは自殺行為ですし、常に取引所に資産を預けておくこともリスクを伴います。
そこで資産保全のため、ウォレットアプリやハードウェア型のウォレットが登場しており、取引所から自分のウォレットに資金移動しておく必要があります。
ただ通常ウォレットは、通貨ごとに仕様が違うため、資産保全するためには多数のウォレットアプリをインストールする必要があります。
22銘柄に投資するなら、22ウォレット・・・。
管理工数を減らすのもインデックス投資では大切だと思うので、模索が続きそうです。
しばらくはPoloniexを信じて、銘柄も絞り管理工数を減らしつつ、積立投資を続けたいと思います。
Myceliumウォレットが、APIを使ったアルトコインウォレット開発を誰でもできるようにする予定のため、開発者の方は是非ともよろしくお願いします。
最後までご覧頂きありがとうございました
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