エネルギー政策に変化点が起きている
今朝の日経新聞で、太陽光発電の新規参入が凍結される記事が出ていました。
大規模太陽光の参入凍結 受け入れ急増で、経産省検討:日本経済新聞
経済産業省は大規模な太陽光発電施設の新規認定を一時停止する検討に入った。高値で再生エネルギーを買い取る「固定価格買い取り制度」によって認定申請が急増、電力会社が受け入れきれなくなったためだ。既存事業者の新増設も凍結し、現時点で認定済みの設備の稼働を優先する。同時に太陽光発電の買い取り価格を引き下げ、再生エネルギーの供給体制を全面的に見直す。
グリーン・ニューディール政策に倣い2012年から始まった再生可能エネルギー普及政策に、大きな変化が起きることになります。
表面利回り10%だけでない、太陽光発電の魅力
そもそもこの20年固定価格買い取り制度ですが、事業者に2つの大きなメリットが与えられていました。
①9-12%という高い投資利回り
買い取り価格は42円/Kwから32円/Kwへ▲23%減となっていますが、太陽光パネル自体も値下がりしており、利回りは9-12%と政策開始当初から大きく変わっていません。
500〜2000万程度の大規模発電が投資対象として主流ですが、7,8割程度を借入金と組み合わせ、レバレッジをかけて投資するのが一般的です。
そのためROEとしては、ROA(10%)✕財務レバレッジ(4倍)=40%ほどにもなるため、投資効率が非常に良いことで知られています。
②グリーン投資減税
投資を行うことで大幅な減税が行われます。
下記は1000万円の利益が出ている中小企業をモデルとした減税例です。
減税と組み合わせれば、投資資金は6,2年(レバレッジなし)で回収できるのは大きなメリットです。
これ以外にも、サラリーマンが個人事業主として税務署へ申請すれば、給与にかかる所得税も減税対象となり、実質利回りアップすることができます。
投資案件はまだ残っているのか?
ただ一番気になるのは、まだ高利回りで投資できる案件が残っているか?です。
すでに送電線が電力会社に連結された設備に投資すれば、問題ありません。
比較サイトなどで探せば、まだまだ投資可能なところはありそうです。
また家庭用など小規模な太陽光発電については凍結されていないようです。
私は賃貸アパートのためできませんが、持ち家がある方は設置検討してみるといいと思います。
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