仮想通貨の3通貨間アービトラージ戦略が、一番の人気記事です。(2018年1月時点)
トレーダーへの貸付で稼ごう
2016年1月にビットコイン投資を始めて、早1年半。
ここ半年は仮想通貨需要の増加もあり、いろいろな金融サービスが提供され始めています。
特に、世界最大手のPoloniexが貸付(レンディング)APIを公開し誕生した、Bitseederの貸付自動化サービスは、なかなか革新的。
なんと年利50%以上にもなるビットコイン金利を、自動的に運用してくれるサービスなんです。
「おいおい、そんなの詐欺でしょ?」
みたいに自分も思っていたのですが、そうでもなさそうなんですよね。(理由は後述)
複利効果がスゴい
Bitseederの説明の前に、poloniexで出来る仮想通貨レンディング(貸付)を知っておきましょう。
これはポロニエックスで信用取引(Mergin Trading)をしているトレーダーに仮想通貨を貸し付けることで、金利収入を発生させる仕組みです。
実際にpoloniexでLending(貸し付け)やってみたのですが、2日間という超短期間のビットコイン貸し付けで、0.1507%/日の金利収入が発生しました。
1日で0.1507%ですよ。
これを365日続けると365回の貸し付けが出来るので、
0.1507%×365回=55.01%/年
の金利収入が発生します。
年間0.001%のような銀行預金には考えられない利率が付くほど、ビットコインには需要があります。
さらにpoloniexでは、単利ではなく、複利で増やして行くことが出来ます。
100万円に対し、2日で3,014円の金利が発生しますが、2日目には100万3,014円を元本として貸し付けが出来るということ。
つまり1年で182回取引するため、
(1+0.003014)^182 -1=72.93%/年
と、70%を超える金利が発生させることが出来るのです。
ビットコイン需要に応じて金利は上がるため、貸付タイミングを見計らえば、70%/年を超える金利収入も目指せる点は魅力ですよね。
ただ、収益最大化を自力でやろうとすると、ずっとパソコンの前でチャンスを伺う必要が出てしまいます・・。
高金利貸付を自動化する
ここで、Bitseederが登場します。
Bitseederがスゴいのは、この貸し付けタイミングを自動判断して、高い貸付レートで融資が出来るように運用してくれること。
1分毎に最適な金利を見直し、ビットコイン貸付を自動で行ってくれます。
仕組みとしては、poloniexが公開している、自動売買用のAPI(プログラムのこと)をBitseederに預けることで、Bitseederのアルゴリズムで自動的に貸付が行われていきます。
セキュリティは大丈夫?
自分が最初に不安に感じたのは、「勝手に資金が抜かれてしまうんじゃないか・・。」ということでした。
APIを他人に渡すって、そのくらい危ないことなんです。
ただBitseederが要求するAPIは、poloniexの「残高表示」と「貸付」の部分だけ。
poloniex側でAPIの機能制限が出来るので、送金や売買のプログラムはイジれない仕様に出来ます。
そこは安心出来ました。
その他のリスクとしてはもちろん、Bitseederがハッキングされれば勝手に超低金利で貸付されるリスクはあります。
当然、poloniexがハッキングされれば、資金全部抜かれるリスクも。(Mt.GOX社がまさにそうでした。)
レンディング投資を始める前に、いろいろリスクがあることは承知しとかなければいけませんよ。
では、以下ではBitseederの始め方について紹介していきます!
Bitseederの始め方
PoloniexにBTC送金
まずはpoloniexにビットコイン(BTC)を送金します。
レンディング投資を始めるための、欠かせない第一歩となります。
poloniexではドル/BTCの交換は可能ですが、日本人にとってはドル送金が難しいです。
そのためほぼ全員が、日本の取引所でJPY/BTCを交換し、BTCをpoloniexへ送金することで、取引スタートしています。
取引所は各々特徴がありますが、日本円との交換だけであれば、ビットフライヤーが一番安く済むと思います。
ビットコイン取引所 | 信頼性 | 手数料 | 通貨ペア数 | レバレッジ | 口座開設 | 入金方法 | 入金/出金手数料 | ポイント | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビットフライヤー | 有名VC出資 | 0.01~0.15% | 6ペア | 15倍 | Facebook連携で即刻登録 | 振/コンビニ/ペイジー/クレカ | 0円/216〜756円 | BTCスプレッドが小さい | |
Zaif | 上場ベンチャー出資 | -0.01% | 5ペア | 7.77倍 | 最短10分 | 振/コンビニ/クレカ | 0円/350〜756円 | マイナス手数料、積み立て投資 | |
Coincheck | 有名VC出資 | 0% | 12ペア | 3倍 | 最短10秒 | 振/コンビニ/ペイジー/クレカ | 0円/400〜756円 | 寄付、クラファン、電気代支払い、決済 | |
Zaifなどは手数料▲0.01%(売買するとお金が貰える!)となっていますが、売買スプレッドも大きいため、逆に割高になってしまいます。
そのため日本円をビットコインに交換するのは、国内最大手のビットフライヤーがオススメですね。
レンディング口座に資金移動
資金をポロニエックスに送金したあとは、レンディング口座に資金を振り替えます。
まずは右上の「Sign in」から、poloniexにログインします。
ログインしたら、BALANCES>TRANSFER BALANCESをクリック。
送金した段階では「Exchange」口座に資金があるので、「Lending」に資金を移動します。
自分の場合は、0.4ビットコイン(12万円相当)をLending口座に移動しました。
資金の振り替えはすぐに行われます。
APIキーを取得する
次にAPIキーを取得します。
右上の設定>API KEYSをクリックします。
初めはAPIは使用不可(DISABLED)になっているので、
- 2段階認証コードを入力
- メール認証
で、API使用可(ENABLED)にします。
API使用可になったら、「Create New Key」をクリックします。
APIキーが発行されました。
このキーをBitseederに登録することで、自動貸付が可能になります。
・・・が、必ずチェックボックスは外して下さい!!
チェックが入ったままだと、出金も可能にしてしまいます。
BitseederにAPI登録する
続いて、BitseederにAPIを登録していきます。
アカウントにログイン後、右上のアカウント>設定をクリック。
poloniexの「APIキー」と「シークレット」を入力するように求められます。
コピペで貼り付けしていきましょう。
Bitseederにクレジットを送金する
ここまでくれば、ほぼ完了です。
Bitseederは自動貸付プログラムを提供する代わりに、受取り金利の8%以下の手数料が必要となります。
手数料は「クレジット」というBitseederのビットコイン口座に入金しておくことで、自動的に残高が差し引かれていきます。
クレジットに入金する目安は、総運用額の1%程度です。
クレジットに一度入金すると出金出来なくなるため、あまり多くの金額は入金しないように注意しましょう。
「自動貸出」をON!
クレジットが反映されれば、最後に「自動貸出」をON!
これで、仮想通貨の自動貸付プログラムが稼働しました!
アルトコインはCoincheckが高金利
Bitseederでは、ビットコイン以外のアルトコイン貸付も可能です。
アルトコインとは、リップル(XRP)やイーサリウム(ETH)、ファクトム(FCT)などですね。
ただBitseeder(というかpoloniex)でのアルトコイン貸付金利は低く、日当たり金利は下記表のようになっていました。
ビットコイン金利が圧倒的ですよね。
ガチホルダーが多いリップル(XRP)なんかは、0.255%/年(0.0007%×365日)の金利にしかならないのは残念でした。
そのためビットコイン以外なら、Coincheck(コインチェック)が始めた「貸仮想通貨(Coincheck lending)」が良いです。
どの通貨も年率5%固定なので、リップルなら40倍です。
レンディング投資は一つに絞らずに、高金利の取引所をチェックしていきましょう!
最後までご覧頂きありがとうございました
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