大学の先輩達とご飯
先日は大学の先輩2人と7年ぶりに、ご飯食べてきました。
そのきっかけになったのは、社内メール。
本社・グループ会社全体で20万人くらいが登録しているメールシステムを使っているのですが、他の人を探していたところ、偶然大学時代の先輩の名前を見つけたのです!
7年以上会っていなかったのですが、懐かしくなって早速アポを取り、渋谷ヒカリエで再開することになりました。
製造業大手の財務部門で働く先輩ですが、今回は会計の2大分類、「管理会計」と「財務会計」について、実務ベースで教えて貰ったので紹介したいと思います。
管理会計とは?
管理会計とは、経営が上手くいっているかを日々・週次、月次でチェックするための、社内向けの会計方法となります。
有形資産の例
例えばモノを作っている工場などでは、部品を購入し、アッセンブリーし、出荷するというフローで生産活動が行われています。
しかし情報の行き違いなどで、既に需要がなくなっている製品を生産してしまったり、部品を過剰購入してしまうことは多々あります。
そういった場合、責任を負う生産管理部門などは、どうしてもミスを隠し(もしくはミスが起きていることに気付かない)、そのまま製品・部品が過剰だったり、停滞していまいます。
これは本来不必要な在庫を抱えることになり、会社としてキャッシュフローの悪化を招きます。
こうした悪化に歯止めをかけるために、例えば3ヶ月以上生産に使われていない部品などをピックアップし、早急に原因と対策を打つように生産管理部門をフォローするのが、財務・経理部門の管理会計となります。
無形資産の例
次に、システムなど無形資産を扱っている場合です。
会計システムや在庫管理システム、人事システムなどを受託生産している場合、在庫という概念がありません。
しかし、例えば4ヶ月で完成させる計画だったプロジェクトに対し、6ヶ月開発に時間が掛かってしまった場合、差分の2ヶ月は予算に入っていない期間となります。
その2ヶ月間は人件費が掛かり続けるため、受注時に織り込まれていない費用負担が必要となってしまいます。
財務・経理部門では、プロジェクトが終わる間際になって事態が発覚することがないよう、月に一度など、定期的にプロジェクトのフォローを入れます。
これにより、進捗が悪い案件に対し、発破をかける役割もするのが、管理会計を行う財務・経理部門になります。
財務会計とは?
各部署がKPIを達成できるようフォローする指標となる管理会計に対し、財務会計とは、社外向けに経営状況を伝えるための会計方法となります。
つまり財務会計では、損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書などを作成します。
「会計」というと財務会計が真っ先に思いつくと思いますが、実際に会社内を動かしているのは、管理会計なんですよね。
フォローすれば対象部署ともめますし、電卓を叩くだけが財務部門ではないよ、ってのが伝われば幸いです。
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