30%以上のインセンティブ！証券会社のトレーダー部門の方とお茶しました

トレーダー部門の方とお茶しました

先週の金融講座に引き続き、TORAYA TOKYOでオフ会してきました。
（一番右側が、自分です。）

落ち着いた雰囲気で、結構気に入ってるんですよね。

今回参加頂いたのは、証券会社で日本株担当されているトレーダーさん2人。

一人はこれまで何度もオフ会参加頂いている@サイオスさん。

もともと専業トレーダーで生計立ててたのですが、才能を認められ、証券会社の日本株トレーダーとして起用頂いたそうです。

もう一人は、そのトレーダー部門の先輩Kさんで、7年もトレーダー一筋でやってきた超ベテランさんでした。

トレーダーの仕事ってどうなの？

トレーダー部門の方の話なんて、普段なかなか聞けないので、いろいろ率直に聞きました。

給料ってどんな体系なんです？

まずはお給料。

入社1ヶ月目の@サイオスさんは、基本給20万/月とのことでした。

3ヶ月後の試用期間終了後は基本給に加え、トレードでの利益額の30~40%が、自分のインセンティブとして上乗せされるとのことでした。

さ、さんじゅっぱーせんと・・。

一般には2:20（トゥー・トゥウェンティ）と言われ、信託報酬で年間2%の手数料と、運用利益の20%がインセンティブ収入となることが多いです。

「運用額が少ないからですよー」とは言ってましたが、30%以上のインセンティブが付くのは、かなり魅力的だと感じました。

運用額はおいくら？

先輩Kさんに伺ったところ、現在は2億円（オーバーナイトできるのは1億5000万円）を運用しているとのことでした。

つまり、年間10%利益を上げれば、固定給240万+インセンティブ給600万円(利益2000万円×30%)くらいの年収、なんでしょう。

KAZU

・・・じゅる。

稼げる人はめちゃ稼げる感じなので、かなり惹かれました。笑

仕事はどんな感じ？

ザラ場は、意外と暇しているとのこと。

マーケットが閉まってからニュースが出ることが多いので、適時開示などを総チェックしたり要人の発言チェックしたりと、情報収集に力を入れる感じのようです。

外部にディーリング情報を流さないよう、会社支給のiPadでのみインターネットに繋げる仕組みになっているらしいです。

運用ルールは？

与えられた資金で自由に投資し、利益を上げること。

ただ10%ロスカットルールなど社内規定があり、強制決済を余儀なくされるようです。

投資対象も管理・整理銘柄には手を出せないため、個人投資家にしか出来ない美味しい投資をみすみす見逃すこともあるそうでした。

休みは取れる？

休みは取れますが、平日休みを取るときは、全ポジションを決済する必要があるとのこと。

リスク管理とは言え、中期保有したい銘柄も売らないといけないため、あまり休みは取らないそうでした。

どこ住んでる？

ディーリングルームがある兜町本社に、徒歩15分くらいで行けるところに住んでるそうです。

東京駅にもチャリで来たと言ってました。笑

運用資金源は？

運用する資金源は全て自己勘定で、9人ほどのトレーダーで運用しているらしいです。

先日のオフ会では数百億円を運用するアクティビストファンドの方に来て頂きましたが、そちらは外部資金を集める形だったので、運用原資はいろいろあるようです。

他には、

アクロディアの資金調達スキーム
Kさんがビットコインを試しに買ってみた話
IPO⇨MBOを繰り返すコンプライアンス欠如したマーケット
ブロックチェーン上のトークン売買
FDA承認短縮化による注目株

など、かなりディープな話で、3時間半ほど金融トークで盛り上がりました。

やっぱ、好きなことに夢中になるのは楽しいですね！

オフ会興味ある方は、Twitterやブログへのコメントで絡んでみてください。

証券会社の日本株トレーダー部門の方たちとオフ会！面白かったー。 pic.twitter.com/LnAIXSVKfK

— kazu (@25_500com) 2017年3月4日

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