気になるFintech企業3社
最近はビットコイン関連企業ばかり追いかけていましたが、気になるベンチャー企業は他にもいろいろあります。
今回は個人的に2017年一気に盛り上がってきそうなFintech企業3社について、紹介したいと思います。
ウェルスナビ
創業者は柴山さんで、東大卒、財務省、ハーバード大学で金融を学んだあと、マッキンゼー、ウォール街の機関投資家を経てウェルスナビを創業というスゴい経歴。
ウェルスナビ自体も、自分が以前受講したようなプログラミング教室で、5週間の学習後立ち上げるスピード感の持ち主のようです。
最低投資額は100万円からとちょっと敷居が高めですが、代表資産クラスへの分散投資を自動で行ってくれるのは、投資初心者に取ってウケが良さそうです。
(そういえば先日開催したオフ会でも、投資初心者のゆるふわOLさんが投資先として検討していました。)
年間維持費は資産額の1.0%に加え、投資先ETF価格に実質的に含まれている0.15%/年ほど。
正直インデックス投資をかじった人からすれば、年間1.0%の手数料は超絶高く感じられますが(めちゃ簡単なので。)、過去40年間の投資リターンが年利5.5%だったことを考えると、分からない人にとって預けるだけで分散投資してくれるのは魅力的だと思います。
THEO(テオ)
お金のデザイン社が提供するTHEO創業者は、ライフネット生命発起人の一人とされる谷家衛さん。
口コミベースだとあまり良い評判がないようですが、ウェルスナビと同様、”投資に興味はあるけどやり方が分からない”というニーズに合致するサービスです。
投資戦略もウェルスナビと全く同じで、低コストETFを使った国際分散投資。
コスト面も資産額の1.0%/年+投資先ETFの信託報酬0.15%/年が掛かってくるため、全く一緒となります。
ウェルスナビとの違いは最低投資金額くらいで、THEOの方が10万円から投資でき、敷居は低くなりそうでした。
One Tap BUY
ワンタップバイは、ユナイテッドワールド証券出身の林和人氏が立ち上げた会社。
前職では香港駐在中に中国株投資ブームが起き、ネット証券からの発注を取り次ぐビジネスなどされてきたようです。
スマホで簡単に米国株取引ができるようにするため、One Tap BUYを起業。
ビジネスモデルとしてはユーザー向けに使いやすいアプリを提供し、
- 為替スプレッド(片道35銭)
- ユーザーと相対取引によるスプレッド(片道0.5%)
による手数料が収入源の証券会社です。
株式の発注はInteractiveBrokers証券を使っている?ようなのでシステム投資が安く抑えられ、手数料利ザヤを稼ぐシンプルな業務形態という印象です。
本当はタイトルが「2016年にちょっと話題となったFintech企業まとめ」だったのですが、いずれも”投資”に対するハードルを下げることで、新しい付加価値を生んでいるという印象だったので、内容に沿うタイトルへ変えました。
例えば最初の2つは、もちろん対面取引を行う証券会社で販売されているファンドラップなどと比べ低コストですし、ポートフォリオ理論に基づいた投資の王道なので、選択肢が増える意味でとても良い流れだと思います。
もっと投資リターンを上げるためとは?
ただ、上記ファンドよりも確実に高いリターンを上げる方法があります。
それは同じ投資戦略であるインデックス運用について正しい知識を身に付け、自分で投資することです。
そうすれば、確実に年利1.0%のリターンをアウトパフォームできます。
時間対比で見たとき、資産運用は100万円以上投資した方が効率が良いですし、そうなると最低年間1万円のコストを払い続けるため、とても勿体無い・・。
また自分で投資をすると言っても、2時間ほど下記のことに時間を割くだけです。
- インデックス運用について学ぶ
- 証券会社を選ぶ
- 入金する
- 投資信託を買う
億劫にならず、とりあえずググッてみてはいかがでしょうか?
2017年1月、いよいよスタート
ちなみに2017年1月から、「kazuの金融講座」を開講予定です。
”超初心者向け・インデックス投資の始め方”も行う予定なので、興味のある方はご参加下さい!
以上、宣伝でした。笑
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