確定拠出年金が変動制へ
税金面でメリットの多い確定拠出年金で、年収に応じて拠出額を変動させる見直し案が出ています。
厚生労働省は運用成績によって将来もらう年金額が変わる確定拠出年金で、掛け金(保険料)の上限額を見直す。年収の10~20%を上限額とする方向で検討する。出典:日本経済新聞
年収の20%が拠出対象となれば低所得者にもメリットあり魅力的な変更です。
しかし税収減への懸念から、年収に対し10−15%が拠出額上限となる見通しであり、仮に10%となれば年収660万円以下の人にとっては改悪となります。
その前に年金制度について、改善して欲しいところは多々あると思います。
会社員が抱える年金制度への不満
企業型・確定拠出年金の拠出額自由化
私は企業年金の一部を確定拠出年金で運用していますが、拠出額は会社側に決められています。
税制メリットを受けるためにも拠出額を増やしたい思いはあるのですが、個人では増やすことができず、会社側の制度変更が必要です。
こうした拠出額増額に、個人の意思で自由に変更できるよう、早く法改正を行ってもらいたいです。
従来型の企業年金との統合
また運用額の大半は利回り固定型の企業年金です。
もちろんノーリスクで2.0%の利回りで運用してもらえているため不満はないのですが、退職までの期間を考えるとリスクを取り、高いリターンを上げる資産配分としたいです。
そのため確定拠出年金の投資先に、従来型の企業年金を含め、自由にスイッチングできるようになるといいのになーと思っています。
確定拠出年金の投資手法にカバードコールを追加
もっと言えば、オプション取引の世界でよく使われるネイキッドプット・カバードコールを使えるようにできたらいいのに、と思います。
拠出金額の範囲でキャッシュ・セキュアードプットできたり、
投資済みの株価指数にカバードコールで超過利益を狙ったりできれば、資金効率が大幅に上がります。
今回の確定拠出年金制度見直しは、年収の高い金持ち群がメリットを受ける面が大きく、年収の比較的低い若年層にはあまりメリットがありません。
むしろ直近の株価下落に対応するための、株価対策のようなニュースに思えてしまいます。
安倍政権には、上記に挙げたような不満を解消できるような制度改革を、ぜひ行っていってもらいたいものです。
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