<Statistical concepts and market returns:The graphic presentation of data>
Frequency distributionの種類
今回はFrequency Distribution(度数分布)の種類について、整理したいと思います。
まず度数分布とは、値をリスト化したものであり、エクセルのような格子状で表現したものです。
また度数分布には、データの個数を表すabsoluteと、データの比率を表すrelativeがあり、例えばAクラスの身長分布となると、下記のように表現されます。
Aクラスの身長分布 | absolute frequency | relative frequency | cumulative absolute | cumulative relative |
-165cm | 5人 | 20% | 5人 | 20% |
165-175cm | 10人 | 40% | 15人 | 60% |
175cm- | 10人 | 40% | 25人 | 100% |
Cumulativeとは、”累積”という意味の単語です。
Cumulative absoluteではデータの個数を累積し、Cumulative relativeではその比率を累積します。
グラフの種類
度数分布を使ったグラフとしては、下記3つがよく使われます。
一つは、bar chart(棒グラフ)を使った、Histogram(ヒストグラム)です。
これはそれぞれの区間において、どれだけの頻度があるかをグラフで表します。
2つ目はFrequency polygon(度数分布多角形)です。
これは棒グラフで表すヒストグラムに対し、折れ線グラフで上記ヒストグラムを書いたものです。
データが多くなりすぎるとヒストグラムでは見づらくなるため、ポイントを折れ線で結び、グラフをシンプルにします。
3つ目が、Cumulative Frequency(累積度数)です。
その名の通り、データの個数を累積し、グラフを作成したものになります。
グラフの種類は英語だとよく分からなかったですが、自分の場合は日本語に訳すとすぐに覚えられたので、日本語で関連付けて覚えてもいいと思います。
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