大阪取引所が日経225オプションの週次取引を導入
紹介がちょっと遅れましたが、10/9、大阪証券取引所が日経平均オプションについて、Weeklyオプションの導入を検討しているとのニュースが出ました。
日経平均オプション取引に係る限月取引の拡充(Weeklyオプションの導入)について
当社は、市場参加者の利便性向上を図る観点から、日経平均株価を対象としたオプション取引について、既存の第2金曜日に満期日を迎える限月取引(以下「通常オプション」といいます。)に加えて、通常オプションが設定されていない各週の金曜日に満期日を迎える限月取引(以下「Weeklyオプション」といいます。)を新規に設定することといたします。 出典:大阪証券取引所
早ければ2015年5月にも取引が開始されるとのこと。
タイムディケイ取りがしやすくなる
個人投資家としても、オプション投資戦略の幅が広がりそうです。
特にオプションの時間的価値の減価(タイム・ディケイ)は2,3週間前から大きくなる傾向があり、毎週トレードができれば、オプション売りによるタイムディケイ取りがしやすくなりそうです。
取引量増加で証券会社にもメリット
証券会社側にも、従来1ヶ月に1度だった締め日が4倍になるため、その分取引が活発になり、手数料収入も増加しそうです。
Weeklyオプションが実現すれば、取引所・個人投資家・証券会社すべてが、メリットを享受できそうだと思いました。
日経平均株価の構造的な問題は残っている
個人的に気になるのは、日経平均の構造的な問題です。
日経平均の計算式では、ユニクロを展開するファーストリテイリングやソフトバンクの株価変動の影響を大きく受けます。
この2社だけで、日経平均への寄与度は10%を超えており、仕手筋・ヘッジファンドにより毎週末株価操作が行われるのでは?と懸念しています。
日本の投資環境も改善が進んでいますが、やはりオプション取引の世界では、アメリカが一番良さそうです。
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