堅調な日経平均
先々週の19100円台を付けて以降、日経平均は堅調な推移をしています。
まだまだギリシャ不安や中国のバブル崩壊懸念がされている状況ですが、個人的にはこれらのテーマでの大きな波乱はしばらくないと思っています。
むしろ株価に影響を与え始めているのはアメリカの利上げだと思いますが、今回はこれら3つの国が、日経平均に与える影響について考えて見たいと思います。
ギリシャ
7/17(金)にELA(緊急流動性支援)枠の拡大が決定し目先資金を得たギリシャですが、銀行の操業制限・預金封鎖は続けている状況です。
預金封鎖解除が出来ない理由は、ユーロから一時離脱(おそらく永久離脱)せざる負えない状況になる可能性があり(おそらくなります)、その際国内に残されたユーロを債務弁済に当てる必要があるからです。
そして預金者へは、ギリシャ中央銀行が新しく発行するであろう新ユーロ(ギリシャ・ユーロ)に強制的に切り替えさせると予想してます。
あとはユーロを追い出させるのか、それとも再度国民投票して自発的に離脱するのかの違いだと思いますが、短期的に相場が荒れるのはこのくらいで、基本的にギリシャ問題は”終わった”ことだと考えています。
中国
中国株式市場はまだ荒れている状況ですが、やはり大株主の売り禁規制導入後、底を打ったようです。
投機資金で乱高下することはあるかもしれませんが、矢継ぎ早に出した株価対策でバブルの下地が出来ており、上昇トレンドが続くと考えています。
アメリカ
最後にアメリカです。
ギリシャ・中国が落ち着いてきた印象である一方、アメリカの利上げについてはイエレン議長の発言を注視する必要が出てきました。
イエレン議長の話からすると、9月利上げも十分あり得るような発言をしており、早期利上げ予想から円安・ドル高に向かい、これが株高へ影響しているのが現状だと思います。
ただ原油価格も下がりインフレ懸念が後退している現在、無理に利上げをする必要はないと考えています。
9月利上げというのは行き過ぎた株高を押さえるための口先介入とも考えており、利上げは延期するのでは?と思っています。
利上げ時期予想が後退すれば米国株高につられ、日経平均も上昇。
つまり、利上げが早かろうと遅かろうと、しばらくは(少なくとも10月くらいまでは)株高と予想しています。
問題が発生するとすれば、ポスト利上げです。
世界的に量的緩和が行われている中、利上げが始まると、世の中に出回っていた資金がどのように動くのかは誰も予想できないことです。
中国バブルが崩壊するのは、アメリカの利上げが引き金になるのでしょうか?
そこはしばらく見守るとして、まずはコールオプション買いで儲けたいところです。
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