SPPEDAが使い勝手良すぎる

先日紹介したユーザーベースが提供するSPEEDA。

1週間の無料トライアルを試しているのですが、クオリティーの高さに圧巻してます。

今回はSPEEDAを使って、内紛で盛り上がるクックパッドについて、サクサクっと分析レポートを作ってみましたので、紹介したいと思います。

クックパッド内紛と株価推移

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まず内紛の経緯ですが、クックパッド創業者の佐野氏と、ベンチャーキャピタル大手のジャフコ出身で、クックパッド代表取締役の穐田(あきた)氏が、クックパッドの経営方針でモメたことがきっかけです。

さすがベンチャーキャピタル出身ということもあり、上場時からの株価をみても、穐田氏が就任してから株価はうなぎ登りとなったようです。

穐田氏はクックパッドの経営多角化を進め、その代表例がブライダル事業を手掛ける「みんなのウェディング」買収に乗り出した案件でした。

この頃から、より「食」にフォーカスして経営すべきと考える創業者・佐野氏と、経営多角化を目指す穐田氏で、クックパッドの方針にズレが出てきたようです。

ちなみにSPEEDAでのグラフ作成では、過去のIRが時系列で揃っており、「表示」ボタンを押すだけで株価チャートにマーカーを付けることができました

類似企業との比較

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次に類似する競合他社との比較です。

食に関する専門情報サイトを運営する企業(※食べログを運営するカカクコム、ぐるなび)と比較することにしました。

上記図はSPEEDAを使って、横軸に売上高、縦軸にPERを取った各企業の推移をグラフにしたものです。

カカクコムやぐるなびと比較し、クックパッドが高PERを維持していることが分かり、マーケットからは将来の成長性が高く評価されていることが分かりました。

 

と、このくらいの分析であれば、慣れれば15分くらいで作れてしまいそう・・。

時間に追われるアナリストに取っては、費用対効果高そうだなーと思いました。

最後までご覧頂きありがとうございました

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クックパッドの内紛問題を企業分析ツールSPEEDAを使って振り返ってみた