<The time value of money:The future value of Series of cash flows>
期間の問題
下記のような問題があったとします。
Calculate future value of ordinary annuity with $200 annual payments for 5 years at 8% interest.
ここで注意しなければいけないのは、計算する期間を間違えないようにすることです。
今回は似て非なるOrdinary AnnuityとAnnuity Dueの違いについて、紹介したいと思います。
Ordinary AnnuityとAnnuity Dueの違いは開始地点
まず言葉の定義として、
- Ordinary Annuity:payments are required at the end of each period.
- Ordinary Annuity:payments are required at the beginning of each period.
となり、支払い発生が開始直後から始まるか、1期間(1 period)終わった後から始まるかの違いがあります。
図解すると以下のようになります。
<Ordinary annuity>
<Annuity Due>
ordinary annuityの一般化
ここでordinary annuityの式を一般化すると、
A:amout of cash flow each period
となり、もし各期間に支払われるA(配当、利子など)が一定の場合、初項A、公比(1+r)とした等比数列として表現できます。
初項a、公比rの等比数列の和の公式は、
であり、初項A,公比(1+r)を代入すると、
として表現することができます。
Solution
では最初に出た問題に戻ります。
Calculate future value of ordinary annuity with $200 annual payments for 5 years at 8% interest.
なので、1年後から預金を考えている人が、年利8%で、年間200ドルずつ5年間積み立てた場合、5年後いくらになっているかを想定します。
図解すると、下記のようになります。
- 1年目に預金した200ドル:200×(1.08)^4で運用
- 2年目に預金した200ドル:200×(1.08)^3で運用
- 3年目に預金した200ドル:200×(1.08)^2で運用
- 4年目に預金した200ドル:200×(1.08)^1で運用
- 5年目に預金した200ドル:200×(1.08)^0=200で運用
となるため、5年後の将来価値FV5は、
これは初項200、公比1.08のため、等比数列の和の公式より、
なので、5年後の預金額は1,173ドルとなります。
今回はordinary annuity/anuuity dueについての違いでしたが、同じ期間の問題として、Perpetuityという言葉があります。
Perprtuityについては、また次回としたいと思います。
参考記事:イギリスコンソル債の計算にも使われるPerpetuityとは?
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